2021年01月22日

今週の注目感染症 令和3年・2週(1月11日~1月17日)

1類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
3類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・梅毒の報告が奥州地区から1例ありました。
 患者は40歳代の男性です。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・感染性胃腸炎は前週より増加しました。
 大船渡地区では、ノロウイルスによる保育所での集団感染事例が1例報告されています。
 ウイルス性胃腸炎は、感染力が強く、保育所や高齢者福祉施設では特に注意が必要です。
 患者の吐物や便の処理、周囲の消毒には、使い捨て手袋やマスクを着用のうえ、塩素系薬剤を用いることが重要です。

・RSウイルス感染症は、例年並みの患者数が報告されています。
 初感染の乳幼児は、細気管支炎や肺炎に進展することがあります。
 例年よりも遅い11月頃から患者が増加したことから、これからも注意が必要です。

〇指定感染症
・新型コロナウイルス感染症は、1月11日から17日までの1週間に39件の報告がありました。
 会食や来客、感染が拡大している地域との往来があった方は、毎日の体調や行動の記録を。
 また、これからの受験シーズンに向けて、家族での食事もなるべく距離をとるなど、家庭内の感染対策強化が重要です。

 岩手県新型コロナウイルス感染症関連情報
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和3年1月15日更新)