2021年05月14日

今週の注目感染症 令和3年・第18週(5月3日~5月9日)

1類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
3類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・RSウイルス感染症は、例年より多い状況が続き、特に奥州地区は前週に続き報告数が多くなっています。
 症状は、風邪症状から重症の細気管支炎や肺炎など様々で、特に乳幼児と高齢者は重症化しやすいので注意が必要です。
 ウイルスが付着した手指などを介して感染するので、手洗いや咳エチケットによる予防が大切です。
・感染性胃腸炎は、例年冬季だけでなく、この時期にも報告が多くなるため注意が必要です。
 予防には、石けんと流水による手洗い、患者の吐物や便は塩素系薬剤による処理が重要です。

〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症は、この週は116人の患者報告がありました。
 社会福祉施設等でのクラスターの他に、感染拡大地域からの来県者との接触や会食、職場の休憩室での会話などに起因する感染事例も確認さ
れています。
 3密の回避、手洗いや常時マスクの着用などの基本的な感染予防対策が重要です。

「岩手県-新型コロナ対策パーソナルサポート」
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和3年5月14日更新)