2021年04月16日
今週の注目感染症 令和3年・第14週(4月5日~4月11日)
1類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症・結核の患者の報告が2例ありました。
そのうち1例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・梅毒の報告が大船渡地区から1例ありました。
患者は50歳代の男性です。
5類感染症(定点把握対象疾患)
・新学期のスタートとともに、学校などの集団生活の場では感染性胃腸炎などの集団発生が起こる可能性があります。
手洗いやうがいなど、基本的な感染予防対策の再確認に努めましょう。
・感染性胃腸炎は、盛岡市で報告数が多い状況が続いています。
胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくいため、石けんと流水による手洗いが重要です。
患者の吐物や便はマスクやガウンを着用のうえ塩素系薬剤を使用して適切に処理しましょう。
・RSウイルス感染症は、この週は減少しましたが、例年より報告数が多い状況が続いています。
症状は、風邪症状から重症の細気管支炎や肺炎など様々です。
特に乳幼児と高齢者は重症化しやすいので注意が必要です。
〇新型インフルエンザ等感染症
・新型コロナウイルス感染症は、この週は56人の患者報告がありました。
3密の回避、特に会話時のマスクの着用、手洗いなどの基本的な感染予防対策が重要です。
岩手県新型コロナウイルス感染症関連情報
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和3年4月16日更新)