2020年12月11日
今週の注目感染症 令和2年・49週(11月30日~12月6日)
1類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症・結核の報告が5例ありました。
そのうち2例は潜在性結核感染症でした。
3類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・劇症型溶血性レンサ球菌の報告が大船渡地区から1例ありました。
患者は60歳代の男性です。
5類感染症(定点把握対象疾患)
・RSウイルス感染症は、盛岡市および中部地区で増加しました。
この週は2歳未満の乳幼児が7割を占めています。
症状は軽い風邪様症状から重い肺炎まで様々ですが、初感染の乳幼児や高齢者は重症化する場合があるので注意が必要です。
予防には咳エチケットや石けんと流水による手洗いのほか、ドアノブや玩具の消毒も効果的です。
指定感染症
・新型コロナウイルス感染症は、11月30日から12月6日までの1週間で、26例の報告がありました。
この週は60歳代と70歳代の患者が過半数を占めています。
年末年始に向けて人の移動や人が集まる機会の増加による感染リスクの高まりが懸念されています。
県は、大阪府や北海道、東京都をはじめとした感染が拡大している地域との往来は慎重に判断するよう呼び掛けています。
発熱等の症状が出た時には、「かかりつけ医」や「受診・相談センター」へ、その他は「岩手県新型コロナウイルス相談窓口」までご相談を。
岩手県新型コロナウイルス感染症関連情報
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和2年12月11日更新)