2021年01月15日

今週の注目感染症 令和3年・1週(1月4日~1月10日)

1類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
2類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
3類感染症・患者発生の報告はありませんでした。
4類感染症・レジオネラ症の報告が盛岡市から1例ありました。
      患者は60歳代の男性です。
5類感染症(全数把握対象疾患)
・患者発生の報告はありませんでした。

5類感染症(定点把握対象疾患)
・水痘は、前週より増加し、二戸地区では警報値(定点あたり患者数2人)に達しました。
 主な症状は発熱、発疹で、成人は重症化リスクが高いとされています。
 また、生涯潜伏感染して帯状疱疹を起こすことがあります。
 予防にはワクチン接種が有効で、2014年の定期接種化以降、患者数は以前の25%ほどに減少しています。

・RSウイルス感染症は、例年並みの患者数が報告されています。
 症状は風邪様から肺炎まで様々ですが、初感染の乳幼児や高齢者は重症化しやすいので注意が必要です。
 患者は2歳未満の乳幼児が8割以上で、今後も保育所等での拡大が懸念されます。

・学校等の集団生活が再開されると、感染症流行の可能性が高まります。
 学校や職場、家庭内での感染対策の確認を。

指定感染症
・新型コロナウイルス感染症は、1月3日から10日までの1週間に38件の報告がありました。
 会食や来客、感染が拡大している地域との往来があった方は、毎日の体調や行動の記録を。

 岩手県新型コロナウイルス感染症関連情報
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【岩手県感染症情報センター より参照】
(令和3年1月15日更新)